新田義貞
【元ネタ】史実 太平記
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】新田義貞
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久B+ 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
戦闘続行:A
戦闘から離脱する能力。
また、敗戦において自軍領地まで生きて辿り着く能力。
【宝具】
『龍神捧ぐ黄金の太刀』
ランク:B 種別:対時宝具 レンジ:5~99 最大捕捉:-
稲村ヶ崎突破に際し、海に向けて投じられ、干潮により突破口を開いた黄金作りの太刀。
投擲する事で周囲一帯の時間の流れを意図した通りに改変、
龍神に由来する魔力炉心が融解するまで改変された時空を維持し続ける。
炉心融解後は“世界からの修正”により発生する反動を一手に引き受け、自壊する。一度限りの使い捨て宝具。
『八幡御器・鬼切』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:50人
セイバーが鎌倉を陥落させた折に手に入れた源氏重代の名刀。
神霊・八幡菩薩の力の一部を降霊させる御器であり、
呼び名を変えることで宝具としての効果やランク、正邪の属性までもが変化する。
鬼切の名である場合、後に獅子ノ子と改名された由来である『獅子の吠え声』を放つことができる。
獅子の咆哮は厄を払う、という伝承の通り、その音響は“魔”に対して絶大な干渉力を持つ。
『鬼丸国綱』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
セイバーが鎌倉を陥落させた折に手に入れた、天下五剣の一つに数えられる名刀。
“魔”に属するものへの攻撃のダメージか命中率を2倍にして計上できる。
周囲一帯に存在する“魔”に属するものを探知する効果もある。
また、誰にも装備されていない状況で魔の存在を感知した場合、ひとりでに動き出し、対象に対して襲いかかる。
【解説】
鎌倉時代後期、南北朝時代の武将。源義貞とも。
新田氏は鎌倉幕府との関係が悪く、財政的にも所領を売り払うなど困窮しており、
一族の間での揉め事の裁定を幕府に委ねられるなど、権威の面でも底辺にまで落ちていたため
立て直しに尽力していたようである。
幕府に不満を持っていた後醍醐天皇らが元弘の乱を起こし、河内国で楠木正成が挙兵すると、義貞は幕府側として討伐軍に参加。
しかし無断で所領に帰還し、ならばと法外な額の納税を迫った幕府の使いとも衝突・殺害。
激怒した幕府が討伐軍を差し向けると、義貞は挙兵を決断する。
緒戦は親幕府派の長崎孫四郎左衛門尉を相手に勝利を重ねて勢いに乗り、
さらに足利尊氏(当時は高氏)の嫡男・千寿王(後の義詮)も合流したことで大軍に膨れ上がった。
幕府軍との戦いでは紆余曲折あったものの、ついには鎌倉幕府を滅亡させるに至る。
しかし、武士の人気は京都を制圧した足利尊氏の方が高かったという。
後醍醐天皇の主導する建武の新政では足利より格下に位置づけられるが、後に足利尊氏の対抗馬として祭り上げられる。
足利尊氏が朝敵に認定されると、指揮系統も混乱した討伐軍に参加、
一時は足利尊氏を九州に追い落とすことに成功するが、
足利尊氏が軍を率いて京都への再上洛を図ると敗北を重ねる。
さらに主君である後醍醐天皇が尊氏の和平工作に応じるなど、事実上、切り捨てられてしまう。
激怒した義貞は後醍醐天皇と手を切り、恒良親王、尊良親王の軍勢とともに北陸に向かったが、
地盤を確立できずに次第にその勢力を弱めていく。
親王らを失い、北畠顕家との連携も失敗し、著しく弱体化した義貞らは藤島の戦いで斯波高経の軍勢に討ち取られた。
その最期は矢の乱射を浴びて落馬し、眉間に矢を受けた末に自害した、と伝えられる。
【蛇足】
追撃を受けているにも関わらず恥だからと橋をそのまま残す、
戦争中に空気読まない一騎打ちを求める(もちろん断られた)など、現実よりも面子・士道を優先するタイプなので、
青セイバーやディルムッドとは相性が良いだろう。
求塚では鬼切、鬼丸の太刀を振るって奮戦し、大将みずから殿軍を務めて、味方を都へと退却させたというから恐らく二刀流。
二刀流の侍で宮本武蔵だと思わせるミスリードが狙えるかも?
- 最終更新:2015-11-19 22:41:51