山本勘助
【元ネタ】史実 戦国時代
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】山本勘助
【性別】男性
【身長・体重】151cm・41kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷E 魔力B 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”に匹敵する城塞の形成が可能。
山本勘助は武者修行の旅で城取り(築城術)を極めたとされる。
道具作成:C
魔術的な道具を作成する技能。
【固有スキル】
直感:C
戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
敵の攻撃を初見でもある程度は予見することができる。
ちなみに当て推量を意味する山勘という言葉は山本勘助が由来だとする説がある。
奇門遁甲:A
式占、呪術、兵法を兼ね備えた特殊な魔術スキル。
元は運命を読み取り、凶運を吉運へと好転させる事を目的とする道術である。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【宝具】
『破軍建返し(オン・マリシエイ・ソワカ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:0~20 最大捕捉:50人
摩利支天の力に自身の力を上乗せして発動する秘術。
敵を幻惑する陽炎を味方に纏わせることで対象者全員のACを+10する。
強い光源(太陽など)を背にして敵対者と対峙している場合、さらにACを+20。(合計でACを+30)
加えて、敵の意識を引き付け攻撃を誘引する効果も付与される。
『繰り分けの術(きつつきせんぽう)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:0~20 最大捕捉:50人
第四次川中島合戦で勘助らが考案した有名な策が宝具化したもの。
戦闘後の敵の移動ルートを限定する宝具。
あらかじめターゲットを指定してから戦闘に突入することで
その勝敗がどうあれ、戦闘終了後の対象の移動経路はキャスターが事前に指定したものとなる。
ただし、指定された対象がキャスターとの戦闘前に他のサーヴァントと戦闘に突入した場合、この宝具の効力は無効化される。
【Weapon】
『郷義弘』
南北朝時代、越中の刀工郷義弘の作刀。
川中島の戦いで振るった三尺五寸の太刀がこれであるともされる。
【解説】
戦国時代、甲斐武田氏に仕えた武将。
甲陽軍鑑によれば武者修行の旅で諸国を流浪し、
剣術、馬術、槍術その他諸芸に秀で、城取り(築城術)や陣取り(戦法)を極めるに至ったが、
肌黒く、風貌醜く、背低く、隻眼、身に無数の傷があり、足が不自由で、指もそろっていない、と容姿に恵まれなかったため
功績を挙げても士官できなかった。
また学んだ兵法が当時評判の高かった新当流ではなく京流であったために認められることもなかったという。
(しかし当流の塚原卜伝の弟子ともされる)
それでも兵法家としての名声は次第に高まり、武田家への士官が叶う。
ここで武田晴信(信玄)に才能を認められたことで勇躍。軍政両面で活躍するが、
第四次川中島合戦では考案した啄木鳥戦法を敵将の上杉謙信に察知され自軍を窮地に陥れてしまう。
これに責任を感じた勘助は死を決意。大太刀を振るって奮戦したが、ついに討ち死にしたという。
後世では甲州流軍学の祖ともされた。
しかしながら、これらの活躍はすべて後世の文献によるものであり、
市河家文書の発見から非実在説は否定されつつあるものの、その実像については未だに良く分かっていない。
- 最終更新:2016-06-05 23:52:18