四条院
【元ネタ】日本史・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】遠坂凜
【真名】四条院
【性別】男
【身長・体重】139cm・34kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
陣地作成:A
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”を上回る“泉涌寺(擬似)”を形成することが可能。
道具作成:E
魔術的な道具を作成する技能。悪戯に使えそうな道具を作成する。
【固有スキル】
法術:D
仏教由来の魔術体系。前世は泉涌寺を開山した真言僧であったという。
キャスター没後、人の夢に現れて「妄念により成仏出来ずにいたが、転生したついでに開山し
た寺を再興することにした」と語っていた。
悪戯:D
常人では思いつかないような、くだらない罠を仕掛ける能力。
生前普段からやらかしており、マスターでも油断は出来ない。
皇帝特権:E
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
動物使役:E
崩御を前に、飼われていた犬が盛んに吠え立てたという逸話がある。
犬を慣らし、霊的存在に対しても警戒させる力。
【宝具】
『滑石の粉(かっせきのこな)』
ランク:D 種別:結界宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:100人
キャスター崩御の原因は、殿上人を転ばせてやろうと滑石の粉を板敷に擦り付けておいたが、
誰もひっかからず、うっかり本人が転んでしまったことであった。
周囲の地面ばかりか、飛んでいる者までもが自分の意志に任せて行動出来なくなり、滑ったり
転んだりして無様な姿をさらす。キャスター陣営も例外ではない。
【Weapon】
『無銘・太刀』
現在まで、皇子皇女誕生時に献ぜられているもの。
【解説】
第87代天皇(1231~1242)。御諱は秀仁。里内裏の所在地から閑院と呼ばれた。
父の後堀河院は承久の乱で即位し、キャスターも安徳天皇以来となる二歳で即位したものの、
殿上人を転ばせてやろうというキャスターの悪戯でキャスター本人は崩御。
阿波に流されていた土御門院の子孫が即位することとなり、皇統に影響を与えた。
そればかりか、葬儀が行われたのは『増鏡』いわく「東山の泉涌寺とかやいふ辺」という無
名の寺院の傍らであったが、キャスターが葬られたことで同寺は歴代天皇の菩提寺となる。
昭和天皇までの歴代天皇の位牌が置かれており、現在も皇族の参拝が珍しくない。
彗星や、承久の乱で流罪にされていた諸院や天台座主慈円に祟られていたなど、短い人生だ
からこそ生じたであろう逸話の多い人物。ちなみに12歳にして既婚者であった。
- 最終更新:2015-11-12 20:36:15