ペレキュデス

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ペレキュデス
【性別】男性
【身長・体重】187cm・71kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:B+
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 シュロス島の日時計の作者。
 また、彼はギリシャ世界で最初の散文作家であるという。

【固有スキル】
魔術:A
 秘教思想の継承者。
 ザスとは創造の主体=根源の渦を指し、
 クトニアとは大地(ゲ)の成立母体である空間を指し、
 クロノスとはそのまま時間を指す。
 そもそも語彙自体がなかった時代において、その思想を形成させた知性をも示す。

戦闘続行:A
 なんだかんだ言って生きてる超耐久。
 寄生虫病で死んだとか、コリュコス山から身を投げて死んだとか、
 エフェソスとマグネシアの戦争で死んだとか、死に様が不自然に諸説伝えられる理由。
 一、二度死んでも復活する蘇生(転生)魔術である。

【宝具】
『結婚を祝福せよ(ガモス・ゲネシス)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:ふたり
 ペレキュデスの著書『七所宇宙論(ヘプタミュコス)』に(意図せず)内蔵された大理論。
 恋愛フラグの進展度に応じてカップルに魔力を供与する。
 世界生成過程をザス(夫)からクトニア(妻)へのゲ(大地)の贈呈として擬人化し、
 エロスへ変じたザスによる世界創造の働きを描いた、愛=根源という宇宙論に基づく魔術宝具。
 なお、シュロスのペレキュデスが妻帯していたかどうかは定かでは無い。

【Weapon】
『ヘプタミュコス』
 既に散逸したペレキュデスの著書。
 ギリシャ密教の担い手であった彼はもとより魔術師であったが、
 その秘教的世界観への確固たる理論づけ(魔術基盤の強化)はミレトス学派の影響による。
 ……宝具については「曲解だ!」とのこと。

【解説】
 ギリシャ七賢人候補の一人、シュロスのペレキュデス。
 神学者であり、ザス(天)、クトニア(地)、クロノス(時)の三原理による宇宙論を展開した。
 その中で描かれるザスのエロスとしての世界生成は、オルフェウス教の創世観の前身と思われる。
 またクロノスとオピオネウスの戦いを語った。
 著作は断片しか現存しないためにその世界観の全貌は定かで無い。
 タレスと交友があったようだが、ミレトス学派に囚えられない半神話的宇宙論を展開し、
 また魂の不滅性、輪廻転生を地中海世界ではじめて説いたとされるあたり、
 さすがにピタゴラスの師である。
 予言とも単純な状況判断ともつかないが、逸話によれば彼は
 サモスの浜辺で船を見、船がすぐに沈没するだろうと予言した。船は彼の見る前で沈んだという。
 また水を飲み、三日後に地震があると予言したとも。

 ペレキュデスによれば、大地(ゲ)とは神(ザス)が地(クトニア)に送った織物という。
 これは型月的には例のテクスチャ云々の話になのだろうか。

  • 最終更新:2016-11-13 22:39:36

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