タレス
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】タレス
【性別】男性
【身長・体重】178cm・64kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷E 魔力C 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”の形成が可能。
道具作成:D(EX)
学者だが技術者ではないため、精度を要する実製作は苦手とする。
だが仮定原質(水)を材料に使用した場合、
世界創造の権能と同程度の自由度・精度のもとで、万象の創造を可能にする。
【固有スキル】
占星術:A
星の運行と序列から未来を占う魔術。
天文学と同起源であり、古代世界においてこの二つは不可分の間柄にあったが、
タレスとしては自身を天文学者だったと考えたいようだ。
高速思考:A+
物事の筋道を順序立てて追う思考の速度。
ようするに思考速度が速い。
帰納・演繹を駆使した法則化によって事物を理解し、
事象に付属するパラメーターの演算から未来予測を可能にする知能を示す。
指南の心得:B
「無知の知」を触発した「汝自身を知れ」の原型の保有。
内省を促すことで、隠れた才能の自覚や画期的なインスピレーションを与える。
【宝具】
『暗闇節(エクリプス・プレディクション)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:10~30 最大捕捉:200人
最古の日食予測の逆転、蝕を再現する暗黒の結界。
結界内では攻撃の命中精度を最低値で固定する。
通常戦闘を妨害する宝具。
『水に始まる万物理論(セオリー・オブ・ヒュドール)』
ランク:EX 種別:対神宝具 レンジ:20~50 最大捕捉:100人
人類の自然認識において、"神話"以降、"自然科学"以前に来る認識段階、
"自然哲学"のはじまりを司る法則宝具。
アルケー論というパラダイムによって自然の擬人化を否定する。
"神代回帰"や"神性"の深度に応じて存在を原質に回帰させ、黄金の鼎に封印してしまう。
合理性による神殺しのほぼ最古例であり、神という解釈の必要性の終わりを告げる人理基点。
この宝具で得られる仮定原質(水)はタレスの世界観の産物のため、彼自身にしか扱えない。
【Weapon】
『黄金の鼎』
ギリシャ七賢人の間を巡った神代の器物。
デルフォイ神殿に送ったはずだが、
神霊の必要性を解消する認識ステージに立ったためにアポロンから送り返された。
【解説】
哲学の祖、ミレトスのタレース。
水を一元論的原質とし、神話的解釈を排除した世界観を思惟したことから、
アリストテレスに自然哲学の祖とされた"最初の哲学者"。
だが彼の興味は哲学だけにあったわけではなく、古代の賢者が常にそうであったように万学に通じた。
プラトンの伝える逸話は彼を「井戸に落ちた占星術師」という寓話のモデルに据えたが、
実際のタレスはエジプトの学問やバビロニアの天文学に学び、
数学、天文学、工学、地理、政治など広い分野に知見を発揮した学術的人物である。
一年の日数と二至の特定、日食の予測、定理の発見、ピラミッドの測量などといった逸話を残し、
"科学の父"、"最初の数学者"と呼ばれている。
伝説でもギリシャ七賢人中最も代表的な人物として扱われる賢者である。
いうまでもないが、七賢人にはタレス以外に、普通言われるような意味での哲学者はいない。
賢人(ソフォイ)の時代から自然学者(ピュシコイ)の時代を切り拓いた大研究者という点で
ソクラテス以前の哲学者の中でも別格の立ち位置を持つ。
七賢人だらけの聖杯戦争
予想外にすんなり七クラスに当てはまった
おまけは七賢人の補欠の四人
この十一人がディオゲネス・ラエルティオスが伝える七賢人候補である
- 最終更新:2016-11-06 23:57:06