シメオン
【元ネタ】ユダヤ教
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】シメオン
【性別】男性
【身長・体重】201cm・110kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A+ 耐久A+ 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:B
全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
【固有スキル】
連携攻撃:A
複数での攻撃に長けていることを示す能力。
他者と行う攻撃に補正を得るが、その真骨頂は弟との一心同体の攻防連携にある。
威嚇の声砲:A
怒号、絶叫、喝撃などの発声によって牽制を行う能力。
使用により声量による衝撃小ダメージとスタン効果を与える汎用アビリティ。
勇猛:B
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
【宝具】
『城破の剣は祝われる(カース・フォー・エンヴィー)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
かつてヨセフへの裏切りの為に右手を七日間枯らした呪い。
ヤコブの子、十二族長の一人であるシメオンに、“一線を越えさせなかった”神の祝福。
彼が殺すと倫理的にまずい相手を殺させないようにバーサーカーを縛る。
これがある限り、彼は例え令呪の支配下においてさえ倫理的に致命な悪行を犯すことができない。
【Weapon】
『剣』
【解説】
十二族長の次兄、レアの子シメオン。
短慮で残忍な性質と強大な武力を備えていた。
妹のディナを陵辱された復讐としてシケムの街に奸策を用いレヴィとともにこれを襲い、
男子を皆殺しにして略奪の限りを尽くした。
ヤコブが創世記中でも戒めるように剣を以って暴虐を尽くすものであり、
ヨセフに最も積極的に敵対した悪漢的立場をよく取らされる。
ラビ文献によればシケム襲撃の時彼は13歳であり(となるとディナは幾つだ?)、
またカナン人との戦いで功を挙げた。
彼は敵兵を雄叫びで怯えさせ、エジプト人70人を一喝で退ける大声の持ち主として描かれ、
その武勇はヨセフが人質としてシメオンを選んだ理由として
彼がエジプトをシケムのごとく破壊しないようにするためという説が唱えられるほど。
ヤコブにはシケム襲撃について苦言を呈されるだけでなく、
父の末期のヤコブの祝福においてもレヴィとともに呪われるなど手酷く扱われる。
モーセの祝福にシメオン族の名が見えないなどのことから
一説に後世付け足された部族とも。
ちなみに『十二族長の遺訓』におけるシメオンの戒めは「妬み」であり、
この中で彼はヨセフに対する妬みと神の報いを悔述している。
- 最終更新:2016-03-11 23:08:30