ゴレイ

【元ネタ】アーサー王伝説、ウェールズ伝承
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ゴレイ
【性別】男性
【身長・体重】150cm・47kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:A+
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。
 自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちるが、
 宝具の中にいる限りこの欠点は補われ完全な奇襲が可能となる。
 ……箱の中からできる攻撃であるのなら、だが。

【固有スキル】
魔術:C
 オーソドックスな魔術を習得。
 構造把握、開錠、結界の解析と解体に優れる。

貧者の見識:D
 相手の性格・属性を見抜く眼力。言葉による弁明、欺瞞に騙され難い。
 領地財産ばかりか子の殆ども奪い去られた家に育ったアサシンが持つ、
 相手の本質を掴む力を表す。

【宝具】
『何の変哲も無いどこにでもある木箱(アルドウィアト)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 アサシンが長年潜み暮らした木製の箱。
 内部は索敵の対象とされず、箱自体は“見えているが、気にされない”物となる。

【Weapon】
『無銘・剣』
 ウルナッハの砦で数多くの巨人を殺戮し、
 また兄達の仇である巨人の長イスバザデンの首を落した剣。

【解説】
 アルスルやキルッフの従兄弟ゴレイ。
 その名は『最高』の意を持つ金髪の巻き毛の少年。

 父カステンニン・アムヒンウェディクは巨人の長イスバザデンの砦近くに住む羊飼い。
 母はアルスルの母やキルッフの母と姉妹であり、丸太を抱き潰す怪力の持ち主。
 彼らは領地をイスバザデンに奪われた上に子供達のうち二十三人を殺されており、
 末子ゴレイを兄達のようにしない為にと暖炉の傍に置いた木箱に隠していた。
 オルウェンを探し求める一行が彼らの家を訪れた時、カイは彼を自分達と共に行かせる事、
 そうすれば自分達が殺されない限り彼を決して殺させない、と申し出てこれが容れられる。
 少年は“巨人ウルナッハの短剣”を求める探求の際に、カイとベドウィルの間に挟まれて
 隠れてウルナッハの砦へと侵入し、砦の敵を滅ぼし尽すのに貢献した。この功績により
 「全く最高の男だ」と称賛を受けた彼は以後『ゴレイ(最高の)』と呼ばれるようになった。
 トゥルッフ・トゥルウィス狩にも参加し生き残った彼は、キルッフの探求全ての達成後に
 仇敵イスバザデンの首を落とし、その砦と周辺の土地を領している。

 その後は従兄弟アルスルに仕えたようで、
 『エルビンの子ゲライント』ではアルスルの寝所を守る四人の侍従の一人となっており、
 『ロナブイの夢』ではオスラの申し出た休戦への対応を協議する為に招集された一人であった。
 『ブリテン島の三人の高貴な囚われ人』によれば、三人よりなお高貴な囚人として
 アルスルが幾度も幽閉を受けたが、いずれにおいてもゴレイがこれを救出したという。

  • 最終更新:2015-12-02 18:03:17

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