エペイロスのピュロス

【元ネタ】史実、対比列伝
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ピュロス
【性別】男性
【身長・体重】170cm・62kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷A 魔力C 幸運C 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

カリスマ:D
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。

勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

癒しの足:C
 生まれ持った異能。右足を病人の患部に触れることで癒すことが出来る。
 また、如何なる攻撃を受けてもこの右足の親指だけは傷つくことはない。

【宝具】
『猛群の威迫(ルカ・ボス)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~25 最大補足:100人
 かつてライダーが用いた20頭の戦象部隊。
 この部隊を完全展開することで、対峙した敵に“重圧”を与え、
 敵の能力が低下したところを巨獣の突撃によって蹂躙する。
 ただし、この威圧を与える効果は回数を重ねる毎に薄れていく。

『奉る不犯の鏡塞(アテナ・イートース)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1~3 防御対象:5人
 ガリア人から奪い、女神アテナに捧げた複数の盾。
 元々逸品であったものが女神の加護によって神盾として昇華されている。
 真名解放によって、複数の盾を同時に展開し、一種の結界を発動する。
 この結界は、Bランク宝具のダメージ数値以下の攻撃は、
 物理・魔力を問わずに、同じ威力のまま、逆方向に跳ね返すことが出来る。
 
【weapon】
『無銘・武装』
 剣・槍などの武装。
 

【解説】
古代ギリシャ・エペイロスの傭兵王。紀元前319年生誕。紀元前272年没。
エペイロス在位は紀元前286年-紀元前284年及び紀元前273年-紀元前272年。またマケドニア王も務めた。
エペイロス国の王子として生まれたが、幼いころから反乱によって国外に追われるなど不遇な少年期を過ごした。
しかし戦乱の中で勇名を馳せ、当時ローマの圧力に苦しんでいた都市タラスに傭兵として招かれた。
タラスに組したピュロスは自身が率いてきた軍勢のみでローマ軍と戦い、2度に渡ってこれを撃破するも、
自軍の損害は甚大で、一方のローマは講和に応じず、この様子を鑑みてピュロスは
「次の戦いでも勝利したとしても、自軍は壊滅する」と発言したという。
このことから割に合わない勝利のことを『ピュロスの勝利』呼ぶ様になった。
278年にはカルタゴに圧迫されていたシチリア諸都市に雇われ、ここでも連戦連勝するも、自軍は既に半減し、
専制的なやり方を疎まれてシチリアから支援を受けられず、遂に敗戦することになり、タラスへ撤退した。
その後も戦に身を投じ続けるが、ある市街戦の最中に名もない女性に瓦を落とされ気絶したところを殺された。
この傭兵王が生涯通じて戦に明け暮れたのは、自身が支配する版図を広げ続ける野望を持っていたからであった。

決して常勝無敗というわけではなかったが、その戦術家としては超一流で、かのハンニバルからは
アレクサンドロス大王に次いで史上二番目に偉大な指揮官と評価されたことがよく知られる。
『対比列伝』では個人としての武勇についても記されており、敵軍最強の将パンタウコスを一騎討ちで敗走させたこと、
巨躯の敵兵を剣で頭から真っ二つにしたこと、城攻めの際に真っ先に城壁に登って多くの敵兵に迎え撃たれたところ、
剣を振るって屍の山を築いたが自身は傷一つ負わなかった逸話などがある。


【コメント】
死因がややショボいので耐久は低め。将軍としては凄いが、王としてはアレなのでカリスマはD。
『対比列伝』では「1にピュロス、2にスキピオ、3に俺」とハンニバルが言ったことになっていた。
「一番鋭い刀を持っている息子(=最強の者?)に王位を継がせる」とかイスカみたいなことも言ったらしい。 
また、イスカも戦利品の盾をアテナ神に捧げてたりするので、キャラも行動も被りまくっている。     
適正クラスはセイバー・ランサーだが、象使いなのでライダーになった。多分本人は象に乗ってないけど。

  • 最終更新:2016-04-14 17:44:19

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