エドワード・モービアス

【元ネタ】『禁断の惑星』
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】エドワード・モービアス
【性別】男性
【身長・体重】188cm・86kg
【属性】中立・狂
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:―(A++)
 理性と引換に自身のパラメータを上昇させるスキルだが、現在は機能していない。
 その代わり、他者同様に複雑な思考を行い、言葉を話すことができる。
 宝具が発動した場合にのみ、全パラメータを2ランクアップさせるが、
 誰にも『彼』を制御できない。彼自身にすらも。

【保有スキル】
道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 バーサーカーの作る道具は科学的アプローチに基づくものであるが、その技術が
 未知のものであるため、結果として魔術と大差ないものに仕上がっている。
 狂化が発動している間このスキルは機能しない。

無窮の叡智:E
 自身の得意分野に限った類稀な知識と未知への理解力。
 実物がある場合、それが自身の知るものから大きく進歩したものであっても理解し、扱うことができるのみ。

【宝具】
『増幅する破壊衝動(エゴイスト・モンスター)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1
 バーサーカーが移住した惑星の移籍で発掘された巨大なエネルギーを生成する機械。
 本来持ち歩けるサイズではないが、英霊として召喚されたことで概念としてバーサーカーの体に埋め込まれている。
 狂化を発動していない場合、魔力と幸運を除くステータスをワンランクアップする。
 この宝具のもう一つの機能は、バーサーカーが相手にイラついたり、憎しみを抱くことをトリガーに自動的に発動する。
 それらの感情を機械が作り出す有り余る無色のエネルギーが増幅させ、無差別に人を襲う「イドの怪物」を作り出す。
 この怪物は与えられた深層心理、感情のままに襲いかかることを行動原理とし、バーサーカーとは別行動をとるのだが、
 狂戦士のクラスで呼び出されたために自身の潜在意識が暴走し、狂化が発動する。
 そのためバーサーカー自身も、「イドの怪物」と同じ行動をとることしかできない。
 生み出された「イドの怪物」は感情エネルギーの集合体であり、物理的な攻撃は一切通らない。
 また、攻撃が通ったとしても機械から与えられるネルギーによって損耗を即座に回復するため、英霊本体を倒す以外に止める手立てはない。

【Weapon】
『光線銃』

【解説】
 SFというジャンルが「荒唐無稽な子供向け」であるという認識だった時代、1956年に製作された「禁断の惑星」の登場人物。
 文明が滅んだ惑星に移住した移住団の捜索のため、アダムス機長率いる宇宙船C-57-Dが惑星第4アルテアへ着陸することから物語は始まる。
 エドワード・モービアス博士とその娘だけが生き残り、アダムスは彼らを連れ帰ろうとするが博士はこれを拒み、即座に帰るよう忠告する。
 解明されない原因で滅んだ先住民や古代遺跡に存在する機械の謎に悩む中、突如として謎のモンスターが船員立ちに襲い掛かってきた。
 すぐに帰ることを求める船員たちに対し、博士の娘アルティアと恋仲になったアダムスは、せめてアルティラだけでも連れて帰ろうと苦心する。
 一体、何故優れた技術を持った先住民たちは滅んだのか。遺跡の機械の、そしてモンスターの正体とは?

 本映画はSF映画でありながら「潜在意識と自我の関係」という心理学的なテーマを扱った異色の作品であり、モービアス博士はそれを象徴するキャラクター。
 潜在意識を視覚化すした先鋭的な作品で、現代では思索的世界を扱い舞台としてSFを用いることの先駆けとなった作品と評価されている。

  • 最終更新:2015-12-31 23:19:33

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