エウペーモス

【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】エウペーモス
【性別】男性
【身長・体重】178cm・69kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力C 幸運C 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【保有スキル】
無窮の駿足:B
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した神速の健脚。
 障害物や地形の凹凸に高いレベルで適応し、緩急自在の制動や、
 予備動作なしの流れるような方向転換を可能とする。
 水上であってもその駿足によって駆け抜けることができる。
 また、水中では健脚を生かしスピードを落とさずに泳いでいくことが可能。

神性:A
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 父が神霊、祖父も神霊かつガイアの子であり、高い神格を持つ。

【宝具】
『白き案内人(オーバー・シュムプレーガデス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~15 最大捕捉:1
 アルゴナウタイの遠征中、岩と岩が動き激突するために海路を塞ぐ難所を通り抜けるため放たれた白い鳩。
 鳩は非常に優れた危機察知能力を持っており、その正確さは未来予知に等しい。
 この能力があるため、鳩が通る道は最適化された危険のない道であり、
 これを追いかける者にとっても「安全に通ることができる道」となる。
 危機察知能力の範囲は周囲十数mに限られるため、その範囲外からの攻撃や、
 鳩が通り過ぎて時間が経過してから来る攻撃には鳩が感知しづらいという欠点がある。
 そのため、鳩のすぐ後ろを追従できない者にとって必ずしも、その道が安全であるかは確約できない。

『麗しき土塊(カリステー)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:1
 地中海へと戻る路を探すアーチャーに海神トリトンが授けた土の塊。
 現在のリビアにあたる島の統治権の証であり、アーチャーの子孫がキューレーネー王家を築いたことで、
 今日に至るその島の繁栄の礎ともなった宝具。
 土地や水面に投げると、土塊が内包する魔力が近くを通る土地の龍脈とリンクし、魔力を吸い上げる。
 吸い上げた魔力量に応じて土塊は拡大していき、一定量に達すると優れた工房相当の陣地として機能する。
 水面に投げた場合は、真下の海底を通じて龍脈から魔力を徴収し、島型の工房となる。

『繁栄すべし土塊(ネーレーイデス)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:150
 『麗しき土塊』を陣地作成としてではなく、攻撃目的として投擲した場合に発動する宝具。
 海神トリトンに統治を任じられてから、今日まで積み上げられてきた歴史の重さを物理的な威力に変換した神撃。
 これに立ち向かう者は、一つの島の起こりから現在までの神秘と立ち向かうことになる。
 この宝具の威力は、その島の文明が滅ぶまで増し続けていく。

【Weapon】
『無銘:剣』

【解説】
 ティテュオスの娘エウローペとポセイドンの子で、タイナロンの英雄。
 泳ぎの名手で、水面を足を濡らさずに走ることもできたという。
 イアソン率いるアルゴナウタイに参加し、難所シュムプレーガデスの岩をアルゴー船で通り抜けるため鳩を放った。
 鳩が無事岩と岩を通りぬけるのを確認したことで、その後を通過した船も無事に航海を続けられた。
 また、トリトーネス湖を通る際海神トリトンに地中海への道を尋ねた所、土の塊を手渡された。
 これはリビアの統治権を与えるということであった。
 その日の夜、土塊が乙女となり交わり、自身を海へと投げよという夢を見たエウペーモスがイアソンに相談し、その通りにした。
 土塊は海中の深みから浮かび上がり島となり、カリステー島、後のサントリーニ島となったという。
 この島にエウペーモスの後裔の一族が住み、発展していった。

  • 最終更新:2015-12-30 22:54:48

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